印鑑登録

印鑑登録証明書

本人確認のためによく使われるのが印鑑登録証明書です。「実印を登録する」ということと、「役所から印鑑登録証明書を交付してもらってきた」というふたつのことで、本人確認とするわけです。関連事項として【印鑑証明】もご参照ください。

他に身分確認の方法は、官公署発行で写真付きの証明書です。自動車運転免許証が代表的な例です。

代理人による印鑑登録

相続関係手続き・遺言書作成・公正証書作成(公正証書遺言作成)などでは、実印と印鑑証明書をよく使用します。

印鑑証明書が必要になったけれども印鑑登録をしていないという人もおられます。印鑑登録の申請に行きたくても、病気だとか足が悪いなどの事情があれば本人が役所へ行くのは大変です。その場合、代理申請してもらうことができます。

重要な書類なので、代理申請手続きには手間がかかります。以下、順番に書きます。

1,代理申請に行く人が「印鑑登録申請書」に記入後、登録する印鑑を持って、役所の受付窓口へ提出します。

2,数日後(何日後かは正確にはわからないと思います)、役所から照会文書が書留で郵送されてきます。本人が実在することを証明する手段の一環でもありますから、本人の住所に送られてきます。この時、本人が入院などしていても、その住所の誰かが受け取れば大丈夫です。照会文書の回答書に必要事項を記入し、押印してください。また送られてきた紹介文書には有効期限がありますので、その期限内に役所へ持参しなければなりません。

3,代理人が役所へ持参するものは、

1,登録する印鑑(どのようなハンコが適しているかは【ハンコのことなど】をご参照ください。)
2,送られてきた照会文書(回答書)
3,照会文書に同封されている代理権授与通知書、または委任状
4,申請者本人の免許証・パスポート・写真付き住民基本台帳カードなど、本人の写真付きの公的な証明書
5,代理人の免許証・パスポート・写真付き住民基本台帳カードなど、本人の写真付きの公的な証明書

 

印鑑証明がないといろいろと不便ですので、登録しておくとよいのですが、必要になったときに作成するほうが安心だという人もおられます。ついでですから書いておきますと、実印を一生変更しないというのは、インターネット上で用いるパスワードを一生変えないようなもので、危険かもしれません。【印鑑証明】のページをご参照ください。


印鑑登録 証明書 川崎

 

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