書類の送付方法

書類の届け方

取引相手や関係者が遠方の場合も多いですし、近所でもわざわざ受け渡しに面会するのは大変なので、配達してもらうことになります。

私の個人的な経験ですが、以前、原稿等を送るときに、「郵便なら書留で、そうでなければ宅配便でなければ受け取りません」という会社がありました。

それほど重要でなくても、届いたのか届かないのかわからなくては困ります。本当は発送し忘れたのに、郵便局の配達ミスだと主張する人もいますから、誤解や混乱を避けるために、どうやって送るかは大切な問題です。

行政書士 配達証明 川崎市

私の気に入っている送付方法

何枚もの書面を送る場合

  • レターパックプラス:いつでもポストに入れられるうえ、かなりの分量を送れます。受領印か署名をもらえるので、受領したことが明らかになります。発送番号を手元に残しておけるので、パソコンで追跡調査できます。
  • レターパックライト:いつでもポストに入れられるうえ、かなりの分量を送れます。受領印も署名ももらえませんが、発送番号を手元に残しておいて、パソコンで追跡調査できます。

普通の封筒を使って間違いなく届けたい場合。

  • 書留:郵便局窓口へ提出しますので、営業時間内のみの受付です。損害要償額によって異なりますが、だいたい420円かかります。
  • 配達証明付き:郵便局窓口へ提出しますので、営業時間内のみの受付です。300円かかります。

ある程度重要なものの場合。

  • 特定記録郵便:郵便局窓口へ提出しますので、営業時間内のみの受付です。160円かかります。

配送物の量にもよりますが、私はレターパックが気に入っています。

行政書士 書類 川崎市

念のため書いておきますが、相手から、郵便物(封筒)は届いたけれども、中身が入っていなかったといわれることもあります。実際は、受け取った担当者が封を開け、中身を後で読もうと思って机に上に置いたまま紛失していたのでした。そういうこともあり得ますし、実は送ったつもりだっただけで、実際は中身を入れ忘れたということもあり得ます。

内容証明郵便は、書いた内容を証明してくれますが、内容証明の書式に合わないため記載できないとか、「物」は送れないとか、不自由な点も多々あります。

重要で1枚しかない原本を送るときには、不安です。どうしても気になったら、自分で届けて、「△△を受領した」という署名・印をもらうしかありません。

郵便物の配達についての調査

郵便事業株式会社になる前からある制度ですが、私の印象ですと、かなり熱心に調査してくれます。

  • 届くはずの郵便物等が届かない
  • 開封された跡がある
  • 中身が足りない
  • 著しく遅れて到着した

などの事情があれば、パソコンからあるいは事業所窓口で受付けてくれます。

まだ「郵便局」だった時代は、調査結果に納得がいかなければ、郵政大臣に直接照会できるというような規定がありました。企業や学校等に指定の期日までに郵送したのに、受領後、紛失してしまうと、「郵便局が届けなかったのではないか」とか「郵便受けから誰かが持ち去ったのではないか」などとごまかす例もありましたが、「大臣に調査の請求をしますよ」というと、実は自分たちの不手際で紛失した、などと認める例がありました。

実際、調査依頼をすると時間かかってもかなり丁寧に調査してくれたと思います。
郵政民営化されてからは、誤配達等が非常に少なくなりましたし、郵便ポストのイタズラ防止も進んでいるようですから、郵便事故のせいにする人はほとんどいないと思います。

配達の記録が残るものを使用するに越したことはないと思いますが、日本の郵便事情、配達の確実さはかなり高水準だと思います。

書類作成・送付 川崎

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