テンプレート

内容証明郵便のテンプレート

内容証明郵便を自分で作成したいという人は、まず、ひな形・テンプレート集を参考にするだろうと思います。

この場合にお勧めしたいのは、「ひな形の内容をアレンジしない」ことです。ひな形には特殊な事情は書かれていませんから、自分のケースに合ったように変更すると、総合的にみて不備のあるものになってしまうことがよくあります。
(実際の事案が明らかになってはいけないので、それをここでは具体的にご紹介できません。)

そのひな形の内容と自分の事情の違いを修正できるならよいのですが、全体として法的効力が疑わしいものになったり、かえって不利になるようなものになることがあります。

ひな形集を購入して自分で修正できるほど簡単な事案か、それとも全体として不備のないものが作れる人でないとかえって問題を大きくしてしまうかもしれません。

自筆証書遺言のテンプレート

同じことが自筆証書遺言(自筆で必要事項をすべて書く遺言書で、誰にも内緒でひとりで作成できるもの)にも当てはまります。

遺言書をテンプレートどおりに、
「私の財産を長男に何分の1、次男に何分の1相続させる。」
というようなシンプルな内容で書けるのなら問題は発生しにくいと思います。

しかし、
「もし〜の場合には、・・・」
というような内容になるとか、「財産を限定する」「不明な財産があるかもしれない」「自分の死亡時に、相続人が誰になるのかが確実ではない」等の事情があるのでしたら、かなり注意しなければならないでしょう。

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