内縁関係とか事実婚ではなく、役所に婚姻届を提出する結婚を「法律婚」といいます。我が国で法律婚をするには婚姻届を提出するだけでよいのですが、これは世界的にみるとかなり緩い手続きのようです。親や親戚に何か言われることがあったかもしれませんが、我が国では昔から緩かったようです。
「フランスでは正式に結婚するならどうするか」という話を聞きましたのでご紹介します。法律をきちんと調べたわけではありません。もっと正確に知っている人がおられましたら教えてください。
役所で式を挙げる
まず役所で式を挙げなければならないらしいのです。首長が司会役で、結婚の宣誓式があり、新郎新婦にそれぞれ1名ずつの証人が必要で、証人は身元を証明したうえで署名をするそうです。
ちなみに日本でも婚姻届に証人として2名が署名押印しますが、証人の身元確認はありません。印鑑も実印である必要はありませんから、「勝手に婚姻届を提出されてしまった」ということがあります。有印私文書偽造罪になると思われます。この婚姻届を否定するのはけっこう手間がかかるでしょう。
教会での結婚式
役所で式を挙げたのに、さらに教会でもするそうです。2度も挙式があるのかと思ってしまいますが、行政に関わる式と、宗教的な式があるのでしょうか。私の想像ですが、重婚の防止などのために婚姻の事実を広く周囲に知らせる意図があるのかもしれません。
メリットが
我が国なら婚姻をすると、税金・相続などでメリットがありますが、フランスではそういうことはないそうです。
我が国では、夫婦や家族としての権利が法的に守られるので、精神的な安定も増すのがメリットだという考え方があります。恋愛のゴールが結婚というイメージがある人も多いと思いでしょう。不倫をすると慰謝料請求ができるというのも夫婦関係を守る働きがあるようです。
フランスでは不倫の慰謝料という考え方はなさそうです。(話が飛んで恐縮ですが、アメリカでも不倫の慰謝料はないそうです。州や個人によって違いはあるものの、婚姻時に不倫はしないという契約をしておくことがあるそうです。)
結婚するのに手間がかかり、結婚してもメリットがなければ法律婚をする人が少ないのも納得です。婚姻関係を保つための制度もなければ離婚は多いでしょう。
婚姻が複雑ということは
フランスで婚姻手続きが厳重ということは、やはり離婚も厳重なのだろうという想像はつきます。
我が国では婚姻手続きのハードルが低いですから、離婚もハードルが低いことになるのでしょう。日本人と外国人とが日本で協議離婚をした場合、この離婚が外国では認められないことがあるようです。
それは別の記事で書こうと思います。
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