示談書だけでなく、合意書・念書などでも同様ですが、最近はパソコンで文書を作成していると思いますので、もし書き間違えたら修正してプリントしなおす人がほとんどです。
しかし、どこかで会って、書面に署名捺印するようなとき、修正が必要な場合があります。その訂正方法はいろいろあります。
- 訂正箇所に線を引き、はじめに何が書いてあったかわかるようにしておいて、欄外に「削除△字、加入△字」と記載して、当事者双方が押印する
- 訂正箇所のそばに余白があるなら、欄外でなく、訂正箇所のそばに「削除△字、加入△字」と記載する
手書きの場合、似たような筆記具で、似たような筆跡で付け足したのではないか、という合意書・示談書・念書等もあります。厳密に調べれればかなり真実がわかると思いますが、時間・費用・労力がかかりますから、よく協議・連絡しながら作成しましょう。
現在では電子メール等がありますので、事前の打ち合わせも楽だと思います。また、送付時刻などの通信記録も残しやすいので、活用してはいかがでしょうか。とにかく電話での協議や口約束よりずっと安心でしょう。