示談書の「心構え」

 

不倫の慰謝料の授受があった後、示談書合意書・和解契約書を作成しておくのが無難です。

不倫の慰謝料を請求した人は「怒っている」「感情的になっている」ことが多いので、示談書等にもビシビシと厳しい内容を書き入れたいということがあります。

しかし、示談書などは、「今回の件は、これで終わりにしましょう。」という「終了方法」です。あまり、相手の立つ瀬のないような文面は避けたほうが円満に収まります。
「円満でなくていいのです。そもそも円満ではありません。」
という声が聞こえてきそうですが、結局は「お互いのため」だと思います。

腹の立つことはたくさんあります。
たいていは、相手とは今後二度と会わないのだろうと思います。もし、会わなければならないとすると、このままずっと不仲でいいのか、それとも今後は円満とまでいかくても何事もなかったかのようにしたいのか、ということは考えておきましょう。我慢も必要だと思いますが、時間も必要でしょう。

 

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