契約書にかぎらず、内容証明郵便・示談書・合意書・協議書などすべてにいえることですが、契約書が2枚以上になる場合には、ホチキス(ステープラー)でとめて、他のページに渡るように当事者全員が印を押します。契印です。数枚が一体となっていることの証です。
ホチキスは錆びることもありますし、契約書の枚数が多くなると、ページをめくった場合に厚くなって、契印を押しにくくなります。その場合、契約書の「背」を別紙を用いて糊づけして「本」のようにすることもあります。この別紙と契約書に渡るように契印を押せば、すべてのページに契印を押す必要はありません。
ご自分で作成する場合、ホチキスでとめる方法をお勧めします。この方が簡単・無難です。
他には、文字を小さくしたり、A3の用紙を用いるなどして、1枚の用紙に収める工夫をしてみるのもよいでしょう。(内容証明郵便の場合は、1ページの文字数に決まりがあるので、こういう方法は使えません。)
2部以上作成する場合には、それぞれの契約書に渡るように印を押しこともあります。それぞれが同一内容(少なくとも関連書類)だという証です。