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内容証明郵便には配達証明が付けられる
送った内容証明郵便が、相手方にいつ配達されたかは、郵便事業会社のホームページで確認できます。
本当に届いたかどうかを早く知りたいから配達証明を付けた時代もありましたが、配達証明が内容証明の発信人に届くのは、配達から2・3日後ですから、現在では、そいういう用途では使いません。
たいていは、相手にいつ通知したかが法的に必要な場合にだけ配達証明を付ければ十分でしょう。
配達証明の役割
内容証明郵便は、厳密に言うと、誰が出したのかわかりません。
書いた内容と宛先は、公的に証明されますが、誰が発送したかはわかりません。あなたが架空の名前で内容証明郵便を発送することも可能です。ですからイタズラで内容証明郵便を出すこともできます。
内容証明を送られたら、自分の状況と内容証明郵便の文面を検討してください。放っておいてよいと考えるならそれでよいのですが、十分ご注意ください。
自分が差出人で、自分が発送したことをきちんと主張する必要がある場合、内容証明郵便に記載されている「差出人」が、郵送事業会社から送られてきた「配達証明」を持っていれば、その差出人が本当に差し出したのだろうということになると思います。
配達証明付き郵便で発送しても、ほとんど役にも立たないことも多いので、専門家は省略することがありますが、よくわからなければ念のため配達証明付きにしておいたほうが無難です。