不倫の謝罪文・誓約書に使う印鑑

不倫の問題解決といえば、慰謝料・示談書がよく問題になりますが、不倫の慰謝料請求だけでなく、誓約書や不倫の謝罪文を差し入れることもよくあります。

謝罪文・誓約書・示談書に使う印鑑

不倫の謝罪文にはたいてい自署して押印します。このときの印鑑(印章、ハンコ)は実印がよいでしょうか。

できることなら実印がよいと思います。そもそも実印は、印鑑証明とセットにならないと本来の効力がないことがほとんどです。実印を押したから、有利・不利ということはあまりないと思います。ただ、やたらと実印を押したくないという人は多いです。確かに、むやみに人目にさらすのはやめたほうが賢明です。

実印を勧める理由は、法的効力よりも、相手に与える心理的影響です。いかにも100円のような印鑑では、誠意がないと受け取られることがあります。無駄な不信感を与えないためにも、ある程度きちんとした印鑑を使用することをお勧めします。

不倫のようなデリケートな問題の場合には、謝罪文誓約書だけでなく、示談書合意書など書類全般に(実印でなくても)きちんとした印鑑を用いたほうが良いと思います。

上に、実印の使用をお勧めしましたが、実印というものは簡単に廃止(廃印)ができますから、実印を押してもらったからといって、実際には特にメリットもないでしょう。

 

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