たとえば自転車事故
自転車は軽車両ですから車道を走るものです。
しかしあまりに危ないせいか、一部の歩道は走ってもよいことになりました。
もっとも、歩道を走ったら走ったで、歩行者との接触事故が心配です。
実際、そういう事故が減る様子はありません。
自転車が歩道を走るとき、車道側を走ることになっていますが、車道側は街路樹などが植えてあるので、自転車はそれらを避けるために、どうしても蛇行して走ることになります。
危ないのは、街路樹を避けようとして進路を変更したときに、ただまっすぐ歩いていた歩行者と接触することです。
このようなケースで怪我をすれば、警察の実況見分の後、刑事告訴も可能でしょう。(担当警察官が告訴状の用紙を渡してくれると思います。)
怪我をした人が告訴状を出すことも考えられますが、そういう場合は事故後の対応が悪いことが多いと思います。
- 怪我というほどのものではない
- 服が汚れたのならクリーニング代を渡せばよい
- その場でお金だけ渡して、連絡先は教えない。(あるいは嘘を言う。)
- 損害分は保険が出るから、保険会社に任せる
というような態度ですと、感情的にこじれるのは当然です。
それから、事故である以上、その場で警察に連絡して、後日、当事者同士で示談で解決し、必要に応じて警察に示談書と嘆願書を提出するとよいのではないでしょうか。
自転車事故など、思いもよらないことが起きますから、保険には加入しましょう。
示談書・嘆願書は万引きの場合にも大切です。